【黒川編】

本当は9月に行く予定で、お宿も予約してあったんだけれど、諸々の事情でキャンセルしてしまってたので、リベンジで黒川温泉へ。


私はペーパードライバーなので、必然的に旦那が一人で運転し続けることになります。
アンド、うちの車にはナビが付いておりません。
私の地図読解力もまた当てになりません(笑)。
まぁそんなこんなですが、この日のためにipodに音楽も用意して用意して、出発。
(私は車の中で音楽を聴くのが好き。むしろドライブの楽しみは車の中で音楽を聴くことである。)
朝9時頃に出発して、何時だったか忘れたけど15時よりは前に、最初の目的地・阿蘇神社に到着。
そしてこの後阿蘇神社の駐車場で私はデジカメを落下させて壊し、せっかくの旅行をインスタントカメラで乗り切ることになる。


〜〜〜〜〜〜
しかも、たった今判明したのだが、その後、今まで使っていたSDカードを母から借りたデジカメに入れて使ってたら、それまでのデータが全部消えてしまっていた。。。
呆然。。。
唯一の阿蘇神社の写真をアップしようと思ったのだが、消えてしまった。
一応プリントしてあったけど・・・プリンターの具合が悪くイマイチだったから写真屋でプリントしようと思っていたのに。。。
凹む。
バックアップしてあるからいいけど、新婚旅行の写真も、友達の結婚式の写真も入れっぱなしだったのに。
超凹む。
〜〜〜〜〜


15時頃だったか、黒川温泉街へ到着。
カメラが使い物にならなくなったショックで、旦那が見せたがっていたやまなみハイウェイも大して心に残らず、到着。


黒川温泉には10年くらい前に、当時の彼氏と来たことがあって、
まだその頃は流行出す直前くらいだったのか、寂れた温泉街という印象があった。
お店とかはあったけど、日帰りでお風呂に入ろうと宿に行ったら「おいおい客だよ、めんどくせーな」的な反応をされた覚えがあって、あまり良い印象がない。
そんなわけで、いろんな意味で期待大の今回の黒川温泉。


宿選びの条件が『クレジットカードを使えること』だったので(旦那の職場の福利厚生ポイント消化)、絞られてくる。
しかも予約がギリギリだったので、なかなか空きもなく、たぶんこの宿でもラス1の部屋。
泊まったお宿はここ。
山の宿 新明館 http://www.sinmeikan.jp/


宿の主人が掘ったという洞窟風呂があるこのお宿。
ほかにも魅力的なお宿があったけれど、カードが使えるのがここだけという理由で決めたお宿だっただけに、
申し訳ないけれど、期待薄だったのだが、とても気に入った。
今まで(と言ってもそんなに旅行をする方ではないので大した数ではないが)新婚旅行(北海道)も含めて泊まったホテルの中で1番気に入ったかも。
上にも書いたとおり、ギリギリの予約だったので空きの関係で(もちろん予算の関係も大いにあるが)泊まった部屋は、
じゃらんにもわざわざ『川は見えず、情緒はありません』と注意書きがある離れの新館。
本館の向かいにある新館は、1階が駐車場になっており、階段を昇ると3部屋あって、お風呂や食事も本館に行かなくてはならず(しかもこの日は雨だったため、いちいち傘が必要)不便だし、たしかに情緒はあるとは言えないが、
温泉街をうろうろするにも、いちいち受付の人の目を気にせずに動けるし、ずっと川を見ているわけではないし、お部屋自体はキレイで、内装は和風にしてあるので違和感を感じるわけでもなく、よかったですよ。


ただ惜しむらくは、女風呂がもう一つだったところ。(温泉宿でそれは致命的なのかもしれないが)
でも、それ加味してもまた泊まりたいと思えるお宿だった。


新明館以外にも湯めぐりしてみようと、家族風呂の予約の時間まで2時間弱、外に出てみる。
温泉街のお店をぶらぶら、お煎餅を食べながら歩いたり。
いろいろ調べている時に気になった旅館は一番外れになるところだったのだが、湯めぐりマップにも載っているし、と浴衣と雪駄で歩く。
が、遠い!
こんなとこまでこの格好で行ったらいけないんじゃないの!?
雨は降ってくるし、車しか通ってないし、家族風呂の予約の時間も迫ってくるし、諦めた。。。
まったくのノープランはこうなるってことがわかった。


食事の前に家族風呂でひとっ風呂。
石段みたいになっている山道を登っていくと、脱衣所とお風呂があり、山の中の露天風呂。
もう暗くて(雨だし)景色はあまり楽しめなかったけど、明るかったらもっと風情があったかも。
ちなみに翌朝も入ったけど、朝は朝でまだ暗かった。
(夏場は虫が出そうだな)


食事はお宿のお食事処にて。
囲炉裏を囲んでの川の幸、山の幸。
ほかのお部屋だと部屋食も可だったんだけど、翌朝のお風呂で一緒になった方曰く、「部屋食にしないで囲炉裏にして正解だった」とのこと。
多すぎるくらいに豪華で、メインの肥後牛も本当に山盛り。
旦那も頑張って食べるくらい。(もちろん私も完食・笑)
温かいものは温かく、目の前の囲炉裏で焼いて食べるお肉は本当に美味しかった。


食事の後はまたお風呂。
今度は男女別の内風呂と洞窟風呂へ。
しかし、上にも書いたように、女風呂はこぢんまりとしすぎていたので、旦那との約束の時間よりもだいぶ早くに上がってしまい、鍵は旦那が持っていたため部屋にも戻れず、冷えました。
洞窟風呂は、悪くはないんだけど、暗いし、私一人だったので、奥の方にいると他の人が入ってきた時にびっくりっせたらいけないし、手前のわかりやすいところにいても落ち着かないしってことで早々に内風呂へ移動したのでした。
男風呂は露天があって、とても良かったそうです。
いつもカラスの行水の旦那もかなりゆっくり入っていました。


翌朝の朝ごはんもとっても美味しくて、お味噌汁に柚子胡椒を入れると美味しいってことを知りました。
食事の後は温泉街の酒屋さんで家族へのお土産を買って、黒川温泉を後にしました。


補足ですが、新明館さんはお部屋に温泉付きのお部屋もありますよ。