小室哲哉コンサート

えーと、19日、小室のコンサートに行ってきた。でもあんまり公言したくないwあやしい人と思われそうだから。と言いつつ書きますが。
ちなみにギャラリーはオタクみたいな人から「あれ?なんで?若いよね?」っていう普通にカワイイ女の子まで幅広く。小中学生の子供やら高校生らしき男子女子やらまで居たのは不思議。それから、親世代またはそれ以上(60代も70代も)のご夫婦や親子(子供はもちろん私達世代からそれ以上)も。この幅広さにびっくりした。『ピアノコンサート』だったからかなぁ。ぁ、妊婦さんもいた。胎教?
なぜか(失礼)市民文化ホールの第一で(第二でも宝山ホールでも良さそうなのに)、チケットを売るときにそういう風に売ったのか、前半分は満席、後ろ半分は前の方にチラホラという客の入りだった。
ステージにはピアノ1台とシンセ2台(音源?)と機材がもう1台に、周りを取り囲むように照明がセッティングされて、とても質素(ライブハウス並み)で、もちろん特効とかもなしのシンプルなもの。
その中に小室哲哉がたった一人でステージに立ち、ただひたすらに演奏する*1というスタイルで、挨拶とはじめにちょこちょこは話したけど、お話の上手でない小室さんだから、インタビュアー(仕切り)が登場してトークを挟みながら演奏をするという流れだった。*2
オープニングはバッハの『トッカータとフーガ』、それから渡辺美里とかglobeとかTMとかのヒット曲を数曲やって、藤井氏登場、それからは年代を追って、TM数曲→トークで80年代に提供した曲へのフリ〜数曲演奏→90年代に提供した曲へのフリ〜数曲演奏→シメのトークみたいなのがあって→「ピアノで弾くのが気持ちのいい曲」globe『Precious Memories』で終演。アンコールもあるかと思いきや、すぐに緞帳が降りて来た。それでも10分20分は予定より長かったようで、9時前に終了。
小学生の頃からちょっと好きで*3、中高はファンクラブにも入っていたけど、その頃はもうツアーもあまり回っていなかったのでTM含め、小室氏の演奏を聴くのは初めてだったのだけど、正直言って、そんなに上手ではないと思った。
でも音大を出たわけでも*4、本格的にピアノを習っていたわけでもない人が、バックバンドもなしのピアノソロコンサートって考えれば十分なのかもしれないし、もしかしたら、私も年を取った分いろんな音楽を聴いたし(のだめも(笑))、CDとは違うものだから、やっぱり上手なのかもしれない。
ずっと座ったまま、演奏を聴いて、トークを聴いて、そんなに面白いトークじゃないけど、「ププっ」と笑えて、「行ってよかった」というのが感想だ。楽しい時間だったんだけど、「楽しかった」というより「行ってよかった」だな。「楽しかった」というより「楽しい時間だった」。

終演後、握手会があると会場時からアナウンスがあって、バスの時間もあるし、どのくらい並ぶかを見て決めようと思っていたんだけど、結局せっかくだし、今後こんな機会もないだろうから参加した。
参加しない人は先に出て、参加する人はしない人がはけてから別の出口から出て並び、第一ホールの出口に小室が立って握手して出るという流れで握手して、ロビーに出たらエイベックスのスタッフにインタビュー(カメラあり)に呼び止られて、グダグダな受け答えして、帰った。
まだ何に使うかも、そもそも何かに使うのかもわからないけど、もし使う時のために契約書(承諾書?)を書かされた。何かに使わなくても、長いツアーのたった1公演じゃないし(熊本・福岡・鹿児島のみの公演で鹿児島が最終日)、小室も見るんだろうな・・・。超トンチンカンなことしゃべっちゃったかも、舞い上がって。恥ずかしい。
お酒を飲んだわけでもないのに、変なアドレナリンが出て、酔っ払いのように帰りましたとさ。
ちなみに小室の手はそれなりに肉が付いていて、ぷしゅぷしゅしていたよ。(ぷしゅぷしゅしているのは年だからかな・笑)

*1:歌わない

*2:インタビュアーはTMの仲間たち専属(たぶん)の藤井徹貫氏

*3:ぼくらの七日間戦争』で

*4:ジャズトロなんかは音大出でしょ